ペットを病気にさせない予防
病気予防について
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残念ながら動物たちと私たち人間は、言葉を介してコミュニケーションをとることはできません。だからこそ、動物たちを病気から守るためには、常にその様子や行動に気を配る必要があります。それにより病気を早期発見することができ、症状が進行する前に治療することが可能となるのです。
しかしそうした病気の「早期発見」と同じくらい大切なのが、病気の「予防」です。ワクチンを接種することで死亡率の高い病気や人間にも感染する危険性がある病気など、様々な病気を予防することができます。
ワクチン接種による予防は、大切な動物を病気から守るために非常に有効です。
あなたの大切な「ご家族」を病気から守るためにも、是非受けるようにしてください。
当院が推奨する予防接種
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- 混合ワクチン接種(犬・猫)
- 混合ワクチンを接種することで、今後流行する可能性のある病気を予防することができるようになります。予防できる病気の中には非常に死亡率の高いものもありますので、是非受けるようにしてください。
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- 狂犬病予防接種(犬)
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狂犬病予防接種は法律で義務づけられています。ですので、必ず受けるようにしてください。
今、日本国内には狂犬病にかかった犬はいないとされていますが、しかし万が一海外よりウイルスが持ち込まれた場合には、犬だけでなく人間にも感染する危険性があります。
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- フィラリア予防(犬)
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「フィラリア」という糸状の虫が犬の心臓や肺の血管に寄生することで、肺や心臓、そして腎臓などに障害が生じる病気で、蚊を媒介として感染します。心臓などに寄生するため感染すると治療は非常に困難となります。
そして蚊はどこから侵入してくるかわからず、また散歩中に刺されるケースもありますので、室内で飼われている犬やマンションの高層階で飼われている犬につきましても、予防接種を受けられることをおすすめします。
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- ノミ・ダニ予防(犬・猫)
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散歩中の犬や家の外に出ることがある猫には、ほぼ確実にノミ・ダニが付いており、その後、動物の体を介して住居のカーペットや畳などに卵を産んで増殖します。
このノミ・ダニを完全に駆除することは難しく、また飼い主様にもかゆみなどの影響を及ぼしますので、そうなる前に予防するようにしましょう。
予防接種を希望される飼い主様へ
予防接種を受けられる際には、午前中、または午後診察の早い時間帯に受けるようにしてください。これは、予防接種によるアレルギー反応が発生してしまった時に、早期に対応するためです。対応が遅れると命を落とす危険性もありますので、できるだけ上記の時間帯に受けるようにしてください。
病気予防には健康診断も有効
定期的に健康診断を受けることは、病気の早期発見だけでなく、病気予防にも効果的です。ですので、特に年齢が6~7歳を超えた動物については、年に1回、当院にて健康診断を受けられることをおすすめします。
また当院ではトリミングを行う際に、合わせて健康診断を実施させて頂いておりますので、そちらをご利用頂き動物の健康維持をはかって頂くことも可能です。
また当院では動物の「免疫力」「自然治癒力」を引き出すことを目的とした「シンノオル電子治療」に取り組んでおります。ぜひそちらのページもご覧ください。
また当院ではトリミングを行う際に、合わせて健康診断を実施させて頂いておりますので、そちらをご利用頂き動物の健康維持をはかって頂くことも可能です。
また当院では動物の「免疫力」「自然治癒力」を引き出すことを目的とした「シンノオル電子治療」に取り組んでおります。ぜひそちらのページもご覧ください。