猫の病気・症状
歯の病気
-
- こんなお悩みありませんか?
-
- 咬みにくそうにしている
- 口が閉じない
- 歯が抜ける
- 食生活の変化と寿命が長くなり、歯の衰えが目立つようになりました。歯周病なども増え、人と同じで歯が抜け落ちたりることもあります。さらに、歯肉やあごの変形や、心臓など内臓に影響が及ぶこともあります。
-
- 歯周病
-
- 口臭がきつい。食べ物が腐ったような臭いがする。
- 歯(牙)が茶色くなっている。
- 歯の表面についた歯石が、岩のようになっている。
- 食事をとりづらそうにしている。
-
- 予防法・対処法
-
治療としては、歯石や病巣をとりのぞくなど、基本的に人間と同じです。
日ごろから専用の歯ブラシをおもちゃにさせるなどしながら、歯石を防ぐスプレーや、歯周病を予防する薬を食事にまぜるといった方法も必要です。
耳の病気
- ほとんど見られませんが、かゆがるようなら、耳にダニなど寄生虫が付くことがあるので注意が必要です。
皮膚の病気
-
- 症状
-
- 体の表面にしこりがある
- 毛が一部だけ抜ける
- 毛のつやがない
- 赤くはれている
- 女の子…お乳のまわりにしこりがある
- ケガが原因の皮膚炎、寄生虫による炎症が主ですが、乳腺腫瘍などが起こっている場合があります。
-
- 乳腺腫瘍
-
女の子特有の病気で、乳腺にしこりができ、触ることで飼い主さまにもわかります。
若い頃に避妊手術をしなければ将来的に乳腺腫瘍になるおそれがあります。 猫の場合99%悪性です。
尿の病気
-
- 症状
-
- 尿が出ない
- 水を頻繁に飲む
- 尿の量が増える
- 尿をするとき痛がる(困る)素振りがある
- 血尿を出す
-
- 腎不全
-
ひんぱんに水を欲しがり、排尿量が多くなるのが特徴です。
尿検査をして異常があれば、投薬治療や食事療法を行います。
-
- 糖尿病
-
腎不全の症状にくわえ、行動が弱くなっている(やせる、毛のつやがなくなる、元気がないなど)なら、糖尿病を疑った方がよいでしょう。
糖尿病は白内障や腎不全などの合併症を引き起こす可能性があります。十分に注意しながら、インシュリン投与や食餌療法を行います。
-
- 尿閉
-
オス猫は、メス猫に比べて尿道が長いので、結石や栓子がつまることがあります。
結石によっては食事でとける場合があります。(※栓子・・・膀胱の粘膜が剥がれたもの)
エイズ・白血病(免疫不全)
-
- 症状
-
- 歩く時ふらふらする
- やせる
- 元気がない
- 食欲がない
- 歯肉炎になる
- 発熱する
- 貧血する
-
喧嘩から感染することがよくあります(エイズ)
同じ食器でごはんを食べたりすることで、感染します(白血病)
感染しても、発症せずに一生を過ごす猫ちゃんもいます。
発情期には興奮状態が強いネコは、外出時にケンカなどで傷を受け、そこから感染することがよくあります。
骨折や脱臼(整形外科)
-
- 症状
-
- 動き方がおかしい
- 動くのを嫌がる
-
ケンカや屋外での運動などで骨折を起こしていることもあります。
レントゲンで検査をして処置します。動きを制御しにくいので治療に時間がかかります。
口内炎
-
- 症状
-
- 食べるときに痛がる、食欲不振
- よだれが多い、口臭がきつい
-
ウイルス感染や免疫力低下などで起こる、口の中での炎症の総称です。多くの場合、発症する原因がわからないままというのがほとんどです。
上記の症状があれば、口内炎かもしれません。この場合、ステロイドの投薬などで治療します。また歯石を除去したり、抜歯したりすることで治ることもあります。
猫パルボウイルス感染症
-
- 症状
-
- 食欲不振
- 発熱・嘔吐
- 下痢・血便
-
病気の猫の便などを介して発症するパルボウイルスという菌感染症です。
上記のような症状が見られます。
猫白血病ウイルス感染症
-
- 症状
-
- 食欲不振
- 貧血
-
感染している猫との接触や、出産時の血液感染などで発症します。
上記のような症状が見られます。
自然に回復する場合もありますが、ウイルスは消えたわけではなく、潜伏した状態のままになっています。その後、白血病やリンパ腫などの命にかかわる病気になってしまうこともあります。
猫免疫不全ウイルス感染症
-
- 症状
-
- 貧血・食欲不振
- 高熱・肺炎・腸炎
-
感染している猫との接触や、出産時の血液感染などで発症します。
上記のような症状が見られます。
自然に回復する場合もありますが、ウイルスは消えたわけではなく、潜伏した状態のままになっています。その後、白血病やリンパ腫などの命にかかわる病気になってしまうこともあります。
猫伝染性腹膜炎
-
- 症状
-
- 全身の炎症
- 腹膜炎
- 呼吸困難
- 胸水・腹水
- コロナウイルスの一種で、比較的若い猫ちゃんに多く感染が見られます。発症率が高くありませんが、発症してしまうと致死率は100%です。上記のような症状が見られます。